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author:すなっふ

田舎者から東京都民になりました。
「unsnuff」という名義で、ソロで音楽活動をしています。
が、音楽活動の宣伝はTumblrに移行しましたので、このブログでは音楽活動に関係のない内容(好きな音楽や映画のレビューなど)についてゆるりと書いていきたいです。

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2014年冬アニメレビュー
◆対象作品
・2014年冬アニメで筆者が全話視聴したもの(途中までしか観ていない作品は対象外)

※点数は10.0点満点。
9.6〜10.0点…びっくりするくらい面白い。神アニメ。
8.6〜9.5点…ものすごく完成度が高く、よく出来ている名作。
7.6〜8.5点…最高に楽しめる秀作。
6.6〜7.5点…惜しいところもあるが面白いし良作。
5.6〜6.5点…色々残念だがなんだかんだで楽しめる作品。
5.9点以下…最後まで見てしまう魅力はあるがイマイチ。
(あくまで目安です)

点数は話の面白さ、作画や演出のクオリティ、アニメとしての魅力などを考慮してつけていますが個人的な好みもかなり反映されています。好きな作品の点数が低くても怒らないでね!


◆いなり、こんこん、恋いろは 8.3/10.0


今期のダークホース的作品。EDテーマが僕の好きな坂本真綾という理由だけで何の前知識もなく見たが、これは良いラブコメ。バスケ部の男子に思いを寄せる主人公の女の子が、ひょんなことから手に入れた変身能力で彼に近づいていくという設定はまるで少女漫画のよう。まさに王道ラブコメであるが、京都を舞台にした作品の雰囲気や音楽も良く、なにより登場人物の京言葉が物凄くリアル!なのである。実際関西出身の声優を起用したり、方言指導を徹底したりと、かなりのこだわりがあるようで、可愛い声の京言葉を聞くだけでも癒されてしまう。主人公はじめ登場人物がみんなとても良い性格で、描かれる恋愛模様はとても微笑ましく癒されるものでありつつ、ギャグも爆笑できるレベルに面白い。これは完全に今期一番の面白さだなと楽しみに見ていたのだが、結末が微妙な地点に着地してしまったのが惜しくて仕方ない。恋愛方面はほとんど発展せず、神様と人間の禁断の友情という話で最後まで描いてしまったため、その両方が中途半端になってしまった感じが否めない。恋が始まろうとする段階だけ見せられて最後は神様のお話で終わってしまったので、もうちょっと恋愛の発展を見たかった…というのが個人的な感想。全10話と短いため、あと2、3話あったらまた違ったのだろうか。とはいえ、綺麗にまとまった良作なのは間違いない。EDの坂本真綾「SAVED.」も名曲だが、OP「今日に恋色」もびっくりするほどの名曲である。


◆ウィッチクラフトワークス 8.1/10.0


魔法少女ならぬ魔女っ娘。ガールズ&パンツァーなどを手掛ける水島努監督による漫画原作のアニメ作品で、敵対する二つの魔女の勢力に主人公の男の子が巻き込まれていくファンタジー・コメディ。学校中の憧れ的存在であるヒロイン・火々里(かがり)さんが、何の変哲もない普通の高校生男子である主人公・多華宮くんを守る使命をうけた魔女だったというストーリーは、急に学校のマドンナと親密になる王道男の浪漫設定でたまらない。キャラクター数は非常に多く、終盤まで毎回新キャラが出てくるほどであるが、さすが水島監督というべきかキャラクターの立ち回りはかなり上手く描かれている。主人公と敵対する魔女のグループも全員にくめないキャラで、すべての登場人物が本当に愛おしい。特にメインヒロイン火々里さんの、クールでポーカーフェイスながら主人公に激甘溺愛な性格は見ていてニヤニヤするほどで何度多華宮くんになりたいと思ったか。キャラクターの魅力だけでも素晴らしいが、世界観設定も深く作りこまれていて、古典的な魔女要素を現代の舞台に上手く取り入れているのは見事。テンポやノリも良く、CGを取り入れた作画も良い。すべてがよくできた作品だが、後半はその作りこまれた設定が話をどんどんややこしくしていき、ダレてしまったように自分には感じられた。キャラクターもうまく立ち回らせているとはいえ、やはり多すぎた感が否めなく、めちゃくちゃな展開についていけなくなってしまう。それでいてあっさりと終わるので見終わった後の余韻が少なかった。そこまで許せないほどの失速ではないが、序盤の期待が非常に高かった分少しだけ残念である。しかし良いアニメなので2期も是非やってほしい。fhanaによる主題歌の良さもさることながら、EDテーマの中毒性が凄まじい。


◆うーさーのその日暮らし 覚醒編 6.9/10.0


5分アニメ。今回で二期となる作品で、一期とは大きくスタッフが変わったということだが、見ている時は全くそれに気づかなかったほど一期の雰囲気をそのまま受け継いでいる。1コマコラム漫画が原作ということでかなり独特なノリがあり、好き嫌いは極端に分かれそうな作品だが一期のころから個人的に大好きで、二期も相変わらずブレないノリなので最高。二期は一期以上にコラボネタ、パロディネタに走りすぎてしまった感じも否めないが、もともとかなりマニア向けな作品だったのでそれもアリか。相変わらず宮野真守の演技が冴えておりこの作品の面白さの大部分を担っていると言っても良い。最終回がまさかのシリアスだったのには驚いたし後味悪く感じたが、ところどころにパロディが仕込んであったり、急なシリアスなのに思わず泣けてしまう演出だったり、ものすごく完成度が高い。万人にウケるものではないしちょっと面白い程度なのだがそういうポジションのアニメとしては文句のつけどころがなく、一期をそのままレベルアップさせた優秀な二期と言えよう。EDテーマがやたらスタイリッシュというミスマッチ感も最高だった。それにしてもトゥーン調の絵柄なのに女の子が可愛すぎる。


◆最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。 6.5/10.0


通称「いもちょ。」BPO(放送倫理・番組向上機構)の目に止まり放送時間を変更させられたことで話題になった問題作だが、これは素晴らしく酷いアニメだった(褒めてる)。家の複雑な事情で義理の妹となった主人公・美月がエロい幽霊・日和に取り憑かれ、お兄ちゃんとエッチなことをすることで股間についたTSTと呼ばれる貞操帯のゲージをため、日和を成仏させるという、あらすじだけで酷すぎる内容(褒めてる)。かなり過激で性的なシーンが多く、露骨な光やモザイク、さらには唐突に文章のみでシーンの解説を始めるなどの演出にはいちいち笑わせてもらった。基本的なノリはラッキースケベが連発するご都合主義ラブコメなのだがギャグは素直に面白く、毎回爆笑できるほど。一人のキャストが全員分の声を当てる次回予告も斬新で面白かったし、EDテーマの映像も何度見ても笑える。ただ、ギャグは最高なのだが、色々惜しい点も多かった。まず、シリアスな空気になることも多い作品だがそういったシリアス設定や展開が邪魔に感じてしまった。更に登場人物が基本的にウザいというのも致命的だった。特に幽霊・日和のキャラクターは個人的には気にならないがかなりキツイものがあったと思われる。ねこという謎めいたキャラクターも重要そうなのになんの説明もなし、物語の真相に繋がりそうな伏線も結局何も回収されず、日和が何者かわからないまま終わる。これは原作未完なので仕方ないことなのだが、ギャグが面白かっただけにストーリー面が雑だったのが残念。しかしながら酷いアニメとしてとても楽しめたし面白かった、というのが自分の感想である。ラノベのようなタイトルなのに実は漫画原作なのも意外だが、一番の驚きは原作者が女性ということだ。それにしてもなぜ漫画とここまで作画を変えたのか謎だ。実写映画化が決定しているがさすがに見る勇気は無い


◆スペースダンディ 7.3/10.0


かつて人気アニメを多く手がけた超豪華スタッフが集結して制作されたSFコメディ。カウボーイビバップを手がけたスタッフを筆頭に、大友克洋や湯浅政明などのクリエーターが参加。音楽は菅野よう子をはじめ、岡村靖幸、やくしまるえつこ、向井秀徳、ミト(クラムボン)、agraph、kenken、泉まくら、川辺ヒロシ(TOKYO No.1 SOUL SET)、笹沼位吉(SLY MONGOOSE)、☆Taku Takahashi(m-flo)などなどなど、今挙げただけでも一部という信じられないほどの豪華スタッフ。かつてこれほどアーティストが充実したアニメがあっただろうか?というレベル。「研ぎ澄まされた適当、磨き抜かれたいい加減」というコンセプト通り、最高峰の作画と音楽に対しものすごくマヌケでくだらない内容で、アニメーションを直感で楽しめる昔のカートゥーンアニメのような魅力がある。その点においては右に出る作品はなくさすがという感じだが、個人的にはそれにしても内容がつまらなすぎてびっくりしてしまったというのが正直なところだ。このノリが好きな人も多いだろうし、実際かなり人気の高いアニメだが、各話完結の話が毎回「超展開でいい加減な内容を狙いすぎて滑ってる」と感じてしまった。アニメのコンセプトが「適当、いい加減」なギャグというのはわかるしそれは良いのだがそれにしてももう少し面白くならなかったのか。「このくだらなさが良い!」という域に自分は到達できなかった。しかし後半は少しずつ面白くなってきた感じもある。特にミャウが実家に帰る話は神回と言えるほどの面白さだった。「夜中になんとなくチャンネル回してたらやってたアニメ」としては最高だし、そういう楽しみ方のできる数少ない作品でもある。尻上がり的に面白くなっていたので、夏からの放送が既に決定している2期には期待したい。


◆世界征服〜謀略のズヴィズダー〜 5.7/10.0


岡村天斎監督によるオリジナルアニメで、脚本にTYPE-MOONの星空めてお、キャラデザインにキノの旅の黒星紅白を迎えた作品。さすが黒星先生というべきか、キャラクターの可愛さはトップクラス。世間的にも個人的にも非常に期待度の高いアニメだった。その内容は、世界征服を目論む謎の組織に入れられてしまう主人公がドタバタに巻き込まれて行くというギャグアニメで、良い意味でくだらなくて爆笑できるが、ところどころにどことなく社会的メッセージが込められている気もしなくもない独特な雰囲気がある。前半は一話完結のような構成をとっており、テンポの良さやギャグの面白さ、キャラの可愛さもあり夢中で見れる完成度の高さ。色々と問題となった「喫煙」を題材にした話も、単純にギャグとして面白かった。中盤以降は物語の真相に迫る如く伏線を張り巡らせていき、「ちょっと中だるみしてるけどここから回収して面白くなるだろう」と期待して見ていたのだが、その期待は見事に裏切られる。問題の最終回はそれらの伏線を一切回収せず、さらに新たな敵を匂わせる打ち切り漫画のような終わり方をする。そもそも内容も「これ最終回?」というほど単純につまらなく、唖然としてしまった。世間的にも最初の期待度から一転、一気にクソアニメのレッテルを貼られる結果となった。ガンダムAGE、ヴァルヴレイヴと並び、「最終回で銅像を建てるアニメはクソ」というジンクスまでも更新してしまう。終わり悪ければすべて悪しという感じで、今までの話をすべて無駄にするようなラストには、面白い要素がたくさんあっただけに残念で仕方ない。これだったら最後まで一話完結の話をずっとやってくれた方が良かった。ギャグは最終回まで笑えたし、キャラクターの良さもトップクラスの出来ではあった。また、the band apartと坂本真綾という異色コラボによるオープニングテーマもとんでもない素晴らしさ。大好きなアニメだったので、こんなことになるとは思ってもなかったと結構落ち込んでしまった。残念な作品。しかしれんげちゃんの可愛さとプラーミャ様のエロさは筆舌に尽くし難い


◆そにアニ 8.1/10.0


ニトロプラスのイメージキャラクター、すーぱーそに子のメディアミックスとしてアニメ化された作品。正式名称は「そにアニ -SUPER SONICO THE ANIMATION-」。これ、てっきり5分アニメだと思っていたのだが30分フルサイズあると知ったときは、自分だけでなくニコニコのコメントなどでも「30分もあんのかよ…」という声が多く見られた。それくらい、自分含め全く期待されていなかった。ただのおっぱい推しクソアニメになるだろうと。しかしどうした、このダークホースっぷり。一話から「あれ?全然面白いぞ…」と驚かされ、その後も一話完結で高水準なクオリティを保ち続け、11話ではまさかのマジ泣き、最終回は今まで登場したキャラクターが大集合という、王道ながら最近あまり見ない最高の終わり方を迎え、まるで文句のつけようがないアニメだった。そこまでズバ抜けた面白さこそないのだが、「なかなか面白いな」と思いながら見ていると「これ最高のアニメなのでは…?」と最後の最後で気づかされる(このシーズンが後半失速するものばかりだったので余計に…)。内容もほのぼの癒し回から感動モノ人情ストーリー、ドタバタゾンビ回まで様々で飽きない。色々ツッコミどころも多いが(そに子の本名がすーぱーそに子だったりヘッドフォンしたままお風呂入ったり)、それらのツッコミどころが決してマイナスにならずきちんとギャグとして成り立っている。毎回違うエンディングも非常に凝っていて、よく毎回変えられるなとびっくりするクオリティである。そもそも楽曲が素晴らしい。主題歌「すぱそにっ」はアニソンの中でも屈指の名曲だし、そに子がギターボーカルを務める第一宇宙速度の劇中歌、エンディングテーマも外れがない。そして今まで「そに子なんておっぱいデカイだけじゃん…」と思っていた自分だったが、そに子、完全にブヒれる。めちゃくちゃ可愛いです。これもアニメの完成度の賜物か。そに子の声優は「すーぱーそに子」と表記され正体が明かされていないがそれにしても凄まじく声が可愛い。でも僕は鈴ちゃん派です。えなちん登場の回のみ面白くないのが惜しいが、それ以外は安心して楽しめた。良い作品ほど終わるときの寂しさも大きいがこのアニメもまた終わってしまうのがとても寂しかった。二期が早く見たい。


◆となりの関くん 7.3/10.0


10分枠(実質8分弱)のショートアニメ。地上波での13話に加え、8話が動画サイトなどで配信された。既に全話見たので配信分含めてレビューさせていただく。ドラえもん等を手がけるシンエイ動画初の深夜アニメであり、実際NHKでやっても問題なさそうな、子供も楽しめる内容だった。オタクっぽさも皆無なのでアニメを観ない人でも楽しめそうな作品である。毎回授業中に変な遊びを始める関くんにひたすら心の中でツッコミを入れるだけの話だが、まさにショートアニメにふさわしいほのぼの感がある。しかし見始めたときは「もっと短くても良いのでは?」と思ってしまった。原作も少し読んだことがあるのだが、アニメは無理やり演出を豪華にしてテンポを悪くしているようにしか思えず、「10分もいらなくね?」と何度も思った。しかし後半は、単純に慣れたのもあってか、テンポの悪さはあまり気にならなくなっていたし、素直にとても面白いアニメだった。花澤香菜の声も非常にハマっていて、バリエーション豊富なタイトルコールも毎回楽しみであった。主題歌もよく、OP、EDともにショートアニメとは思えないほど、曲のみならず映像も素晴らしい完成度。特にEDテーマは鉛筆で机の上の物をドラムに見立てて叩いている楽曲だが、その鉛筆ドラムを世界的ドラマーである神保彰が実際に演奏していたりと、細部へのこだわりが凄まじい。作品の内容に合わせたOP・EDで、原作を大切に作られていることがわかる。ズバ抜けて面白いわけではなく、途中からマンネリに感じる部分も多いが、常に安定した面白さを保ち続けた良作。


◆ニセコイ 8.6/10.0


※全20話だが、既に最終話まで視聴しているので全話分をレビュー
天下の週間少年ジャンプで連載中の漫画原作。制作は「物語シリーズ」「まどか☆マギカ」でお馴染みの新房昭之監督とシャフトのタッグによるもの。原作完全未読で見始めて、第一話で衝撃を受けた。観てて恥ずかしくなるとんでもないベタベタ展開。「遅刻遅刻〜!」と言いながら食パン加えて走る女の子と朝衝突し、その子が転校生で「あーっ!お前は今朝の暴力女!!」という教科書に載ってそうな展開をマジでやってのけているのである。更には子供の頃「大人になったら結婚しよう」という約束した相手がおり、その相手候補が何人も出てくるという、既視感しかない(というか完全に「ラブ●な」である)ストーリー設定。第一話にして頭を抱えてしまった。その後も、基本的にはベタベタなラブコメを展開。これ大丈夫かと最初は心配して観ていたが、それにしてもこのアニメ、面白いのである。実際これほどまでベタベタなラブコメは近年非常に珍しい作品である上に、一時期「ラ●ひな」ブームで腐るほど湧いて出た王道ハーレムラブコメには外れが多かったのに対し、「ニセコイ」は本当に近年稀に見る良質王道ラブコメなのである。なんだかんだで「こういうの見たかった」を満たす作品であるといえる。この作品の魅力はなんといってもヒロインが全員ものすごく魅力的であること、そして主人公がウザくないということに尽きる。つまらないハーレムラブコメの大抵は主人公がウザいのである。主人公・ヒロインの良き友人ポジションのキャラもとても魅力的だ。ところどころ、ベタすぎたりご都合主義すぎたりで、観てて恥ずかしくなったり引いてしまったりする場面もあるのだが、ギャグは最高に笑えるし、みんな可愛いし、マイナス点を覆す面白さがある。第1話も初めて見た時は衝撃しか受けなかったがもう一度観てみると「ニセコイ」というタイトルの意味を1話でしっかり回収しており物語の導入としてとても良い完成度である。シャフト特有の演出は原作ファンにとっては肌に合わない人もいただろうし、自分もこの作品にシャフト演出は果たして合っているのかと序盤は疑問だったが、最終的には「シャフトでよかった」と思えるほどニセコイという作品にマッチした演出だったと思う。演出は独特だがなんだかんだで非常に原作に忠実だし、声優もコレ以外のキャストは考えられないというほど凄まじいハマり方で、とても丁寧に作られている。原作は連載中だが、原作をなぞりながらも全20話でものすごく綺麗に終わるのも見事。主題歌も良く、何から何までクオリティが高い。作風的に人を選びそうではあるが、名作と言って差し支えないアニメであった。


◆プピポー! 8.4/10.0


押切蓮介のWEBコミック原作による5分アニメ。正確には2013年の12月末からの放送開始だが2014年冬アニメとして扱わせていただく。5分アニメというと軽く流し見れる内容のものが多いが、この作品はきちんとストーリー仕立てになっており、その内容の濃さは30分アニメに迫るものである。作画の完成度も非常に高く、決して「低予算アニメ」ではなく本格的なショートアニメとなっている。色んなところで「5分なのがもったいない」という感想が見られたほどだ。「人には見えないものが見える」体質をもつ少女が、「プピポー!」と叫ぶピンクでフカフカの生き物と出会うストーリーで、原作が「ハートフルコメディホラーシリアス漫画」と銘打たれている通り、幽霊を題材にしたコメディものかと思いきや、様々な伏線を回収していき、プピポーの正体に迫っていくシリアスな展開、そしてラストの衝撃と感動は本当にショートアニメとは思えないレベルのものがあった。確かに5分なのがもったいないと感じるが、5分という枠できちんと1話1話に見せ所を作り、綺麗に全15話で完結させる構成力は見事という他ない。原作未読だが押切先生の独特のギャグや間をしっかり再現できているように感じる(個人的にこの特有のギャグのノリがたまらなく大好きである)。登場人物も、嫌な奴も含めて本当に全キャラに魅力があって愛おしい。ただ、ニコニコ動画でも配信されていたがいつ配信されているか全くわからなかったり、動画のリンクが貼られていなかったり、宣伝面が弱くあまり話題にならなかったのが非常にもったいなかった。それ以外は本当に完璧。作品の良さは時間の長さに関係ないことを証明したショートアニメの名作。


2014年春アニメ→こちら

2013年アニメレビュー→こちら

アニメレビュー点数まとめ
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