<< April 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
ABOUT

author:すなっふ

田舎者から東京都民になりました。
「unsnuff」という名義で、ソロで音楽活動をしています。
が、音楽活動の宣伝はTumblrに移行しましたので、このブログでは音楽活動に関係のない内容(好きな音楽や映画のレビューなど)についてゆるりと書いていきたいです。

twitterもよろしくどうぞ。
HOMEPAGE
TWITTER
SEARCH
<< 2013年冬アニメレビュー | main | 2013年夏アニメレビュー >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | - | - | - | - |
2013年春アニメレビュー
◆対象作品
・2013年春アニメで筆者が全話視聴したもの(途中までしか観ていない作品は対象外)

※点数は10.0点満点。
9.6〜10.0点…びっくりするくらい面白い。神アニメ。
8.6〜9.5点…ものすごく完成度が高く、よく出来ている名作。
7.6〜8.5点…最高に楽しめる秀作。
6.6〜7.5点…惜しいところもあるが面白いし良作。
6.0〜6.5点…色々残念だがなんだかんだで楽しめる作品。
5.9点以下…最後まで見てしまう魅力はあるがイマイチ。
(あくまで目安です)

点数は話の面白さ、作画や演出のクオリティ、アニメとしての魅力などを考慮してつけていますが個人的な好みもかなり反映されています。好きな作品の点数が低くても怒らないでね!


◆惡の華 8.0/10.0


2013年最大の問題作と謳われた作品。実写をアニメーションにするロトスコープという手法を全編に使用しているため作画が全く原作と違い、「原作レイプ」「製作者のオナニー」と散々叩かれていたが、原作信者の自分に言わせてもらうと「よくぞここまでやってくれた」と称賛を送りたい。このひねくれ方、こじらせ方すらもこの作品を再現しているといえよう。もともと地味な漫画なのでそのままアニメ化しても普通だっただろうし、実写化だとまた別作品になってしまいそうで、この絶妙な、リアルだけど非現実感のあるロトスコープという選択は正解だったと思う。エンディングの「花」の起用や(この曲もともと大好きだったので超テンション上がった)、ガンマイク(ドラマの撮影などで使うマイク)を使用した声録り、リアルタイムで映像に合わせて演奏・作曲するドローンなBGM、10分近く無言のパートがあったり一話まるまるBGMが皆無の回があったりなど、非常に実験的な手法が多く見られ、この作品独特の空気を隅から隅まで再現してくれた。仲村さんが最初はブサイクだと叩かれ自分も気になっていたが、見ているうちに何故か可愛く見えてくるというのも原作通り。実は最も原作に忠実な作品だったのではないかとすら思う。アニメの内容も、原作を知っている自分ですらハラハラするほど作品の空気感をよく表現できていた。この作品一番の山場ともいえる教室を荒らすシーンは鳥肌ものであった。難点だったのは、ひとつは春日の演技の下手さ。合ってはいるが他二人が上手すぎてひたすら気になった。もうひとつは空気感を大事にしすぎてあまりにも展開が遅かったこと、そして非常に中途半端に最終回を迎えたことだ。最終回はもともとこうなる予定だったらしいし、最終回の演出は個人的に大好きだが、原作知らない人はただただもどかしかっただろう。ここまでの内容だと話が盛り上がらず雰囲気だけで終わってしまい、原作の核となるテーマを全く描けていないので、そこまで出来ないなら映像化すべきでなかったのではとすら思ってしまう。しかしながら、問題作なのはわかるがもう少し評価されても良かった作品だとも思う。惜しい作品。


◆進撃の巨人 9.3/10.0


言わずと知れた話題作。原作未読でアニメから入ったが、毎回衝撃を受ける内容で夢中になって見ていた。あえて原作読まずに楽しもうと思っていたので、ネタバレの恐怖に怯えながらの生活は辛かった。このアニメで特筆すべきはなんといってもキチガイレベルの作画クオリティであろう。原作の少々荒い絵がとても綺麗で見やすくなり、立体機動もわかりやすく、何より凄まじく迫力があるものとなった。また、原作で過去の回想として出てくる展開を最初に持ってくる大胆な構成変更で時系列もわかりやすくなっていたり、当たり障りない程度の原作改良が随所に見られたりと、まさに「アニメ化」の鑑のようなこだわり方であった。他の作品も見習ってほしいものである。しかしアニメ化、構成変更による展開のダルさは、仕方がないがやはり気になった。原作もそうなのだが所々ダレる。キャラクターをカッコ良く見せるためだけの話など「これいる?」と感じる展開は正直かなり多く、しつこいほどの引き伸ばしや長い前回のあらすじなどがとにかくいじらしかった。しかし、原作の「これ笑うところでいいんだよね?」というわかりにくいギャグ(すごく好き)がアニメでもしっかり再現されてたのはさすが。中二全開な主題歌も熱くて良かった。打ち切り漫画的な終わり方をしたが人気だしそのうち二期もやるでしょう。ただアニメ以降の話は個人的にあんまり面白くないんだよな…でも期待してます


◆翠星のガルガンティア 9.2/10.0


脚本はまどかマギカでお馴染み虚淵玄、キャラクターデザインはみんなお世話になってる鳴子ハナハル先生と、非常に期待も大きかった。第一話のAパートが完全SFで退屈な展開だったので「これダメかな…」と思ったら、Bパートから急激に面白くなり最高にテンションのあがる次回への引き。そのまま最後の最後まで最高に面白い。宇宙から来た主人公、未知の惑星への不時着、海に沈んだ地球、錆びた船団の上で生活する人々、言葉の通じないコミュニケーション、旧文明…もう設定を羅列しただけで浪漫しかない。ロボットアニメかと思いきやそうでもなく、なんとなくナディアを連想させる作品。前半は日常回もあったりほのぼのとしているが、後半はシリアス展開へ突入。前半の雰囲気から一転、急激に謎が明らかになる展開は正直心配だったが、最後まで脚本に穴をあけず高い完成度で完走したのはさすが虚淵玄。最終回はガチ泣きしました。欲を言えば、1クールじゃ物足りなかった。細かい設定もきちんとしているので、もっと膨らませられたのでは?と妄想が広がる。良く言えば無駄がない構成だが、キャラを掘り下げるようなエピソードがもう少しあったら更に移入できたかもと思ってしまう。続編?的なものの製作も決定しているようだがどうなるのか。とりあえず、女の子エロすぎ。


◆波打際のむろみさん 7.5/10.0


15分アニメ。この作品には「最高のB級アニメ」という賛辞を送りたい。基本的にお下品な内容やパロディが多く、「これは酷い」という言葉がピッタリなギャグが満載。全体的にネタの内容はそこまで面白いわけでもなく、たまに寒いノリさえあるが、それすらも「深夜アニメだな〜!」という愛おしさを感じる。そう思えるのはやはりテンポの良さ、作画の良さ、声優の演技の良さ、そしてふっきれ方が素晴らしいためだろう。毎週楽しみにしていたし、終わった時の寂しさといったらなかった。キャラでは乙姫が大好きでした。「藤田咲のツンデレキャラにハズレなし」という古い格言もあるし。ただ放送時間的にこのアニメのあとすぐ惡の華なのが落差ヤバすぎた。主題歌「七つの海よりキミの海」は映像も含め2013年アニソンでトップクラス。


◆はたらく魔王さま! 8.5/10.0


「人間界に来て帰れなくなった魔王がフリーターになる」という設定だけ聞くとありがちで全然面白くなさそうだし、自分の苦手なラノベ臭さがプンプンするが、あまりに評判がいいので見てみたらなるほどめちゃくちゃ面白い。何が面白いかって、シンプルに「ギャグが笑える」ということに尽きる。一話を見た時点での予想は「今は面白いが今後異世界のキャラが増えてきてシリアス展開も増えてつまらなくなるだろう」というものだった。その予想は的中し、話が進むにつれキャラが増えシリアス展開も増えた…のだが、全く面白さが衰えなかったのである。最後の最後まで素直に面白かったのには驚き。シリアスな展開も最終的にいつものギャグで落とす安心感が凄い。最終回をただの日常回で終わらせたのも個人的には最高だった。あまり文句のつけどころがない作品なのだが、しかしながらなんだか自分の中では良作止まりだった気もする。展開がちょっとご都合主義だった気もするし、それよりも単純にあと一息熱い何かが足りなかったのか。nano.RIPEによるEDテーマはあまりにも名曲


◆フォトカノ 5.5/10.0


「シャッターチャンスだ‼︎」という伝説の決め台詞を生んだ迷作。ネタアニメという意味でなら2013年一番笑わせてもらった作品。ニコニコ動画で見ていたが何度腹筋が壊れたか。そういう意味では大好きなのだが、真面目に見ると実際は酷い内容であった。アマガミ同様のオムニバス形式で、パラレル的にヒロインごとのストーリーとなるのだが、アマガミが1ヒロインに4話だったのに対しこちらは1ヒロイン1話完結のためあまりにも展開が早すぎる。そのため感動的なシーンがやたらと安っぽいし、ツッコミどころしかない超展開っぷりに「は?」というコメントの弾幕が何度ニコニコ動画に流れたことか。キャラが多いのは仕方ないにしても、もう少し脚本をまともに出来なかったのか(原作はもっとまともだと聞いたが…)。致命的なのが、主人公がウザいということである。ウザい主人公がただモテるだけのアニメを見るのは苦痛でしかない。作画崩壊も多く色々と粗末な内容だった。とはいえ、そういう要素をギャグとして最後まで楽しみ続けられるだけでも十分何かしらの魅力はあったのだと思う。ギャグが素直に笑える等、基本的なノリは寒くなかったのも大きい。次回予告での緑川光氏の暴走っぷりは本編を凌駕していた。キミキスのアニメよりは100倍マシ…おっと失礼、キミキスはアニメ化してなかったね。キャラは生徒会長がズバ抜けて好きでした。正直他のヒロインの話あんまり記憶に無い…


◆ゆゆ式 8.1/10.0

「まんがタイムきらら」連載の4コマ漫画原作。例に漏れず、まんがタイムきらら特有の中身のない日常系アニメである。その中でもこの作品は特に中身がなく、女子高生の非常にくだらなくオチの無いやりとりが延々と続くという内容。そのやりとりは普通のアニメでは取り上げもされないような本当にどうでも良い内容で、ハートフルでもなければ爆笑モノでもないので退屈に感じる人も多いだろうが、このナンセンス感が気付くと病み付きになってしまう。むしろナンセンスが一周してハイセンスに感じるレベルであり、噛み合ってるんだか噛み合ってないんだかわからない会話のぶっ飛び方は逆にとてもリアルで、他のアニメでは味わえない唯一無二のものである。最後まで大きなイベントもなくただダラダラした内容なので苦手な人には全く理解できないだろうが、一度ハマってしまうと抜け出せない。女の子も可愛く適度に百合要素もあり、キャラの動きなどの作画も良かったり、さりげなく音楽がとても良かったりと、クオリティも高い。何気無さ」が愛しくなる、「内容の無さ」にこだわりを感じるアニメである。


2014年アニメレビュー
冬アニメ編
夏アニメ編
秋アニメ編

アニメレビュー点数まとめ
| すなっふ | 2013年アニメレビュー | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | - | - | - | - |









url: http://rinmuki.jugem.jp/trackback/243