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author:すなっふ

田舎者から東京都民になりました。
「unsnuff」という名義で、ソロで音楽活動をしています。
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【映画レビュー】エンディングノート
映画のカテゴリーでブログを書くなんて何年ぶりだろうか。

今日は休日を利用して新宿の角川シネマに行ってきた。
もちろんひとりで。

実はいい歳して一人で映画館に行くというのは初めてで
そういう意味でもすごくわくわくした気分で外出した。


見てきたのは「エンディングノート」というドキュメンタリー映画。
久しぶりに簡単なレビューでも書いてみようと思う。


是枝監督がプロデュースした映画で、監督砂田麻美の処女作。
監督の父、砂田知昭が癌の宣告を受け、他界するまでの様子を残した映像をドキュメンタリーという形で編集した映画。

・・・と、ここまできくとなんだかえらく重そうなイメージを思い浮かべる人も多いかもしれない。
しかしこの映画は、「死とは何か」というようなありふれた哲学を問うものではない。

会社命、営業一筋で生きてきた砂田知昭さん、
「段取り」にうるさい彼は癌の宣告を受けても、落ちぶれることなく「エンディングノート」というものをつづり始める
それは遺書よりももっとフランクで、死ぬまでにやっておくこと、そして葬儀や入る墓のこと、遺産のことなど現実的なことも含めた、人生を綺麗に終わらせるためのメモ書きのようなものだった。

映画のタッチも終始ホームビデオのような暖かい雰囲気で進行し、思わず微笑んでしまうようなコミカルな場面も多く見られた。
ハナレグミをはじめとしたミュージシャンたちの音楽もその雰囲気に合い、和やかに、着々と「死」への準備が進んでいく。

しかしもちろん、死が近づくにつれ衰弱は進み、
和やかな雰囲気ばかりでは終われず、終盤は涙を流す家族や本人が多く映され、
悲しみに包まれた展開も訪れる。

それでも「幸せです」と満足して死んでいく砂田さん、
家族に見守られながら召される彼の大往生を描いたこの映画は
心温かく涙を流せるような作品となっている。

家族にうるさく、孫に甘く、そして心の奥で妻を愛している、普通のお父さん、普通の男性の一生。
「誰にでも訪れる最期の物語」というキャッチコピーにあるように、
「自分の最期もこんな感じなのだろうか」と思ってしまうような、ありふれた家族によるありふれた物語で、とても現実的に死を感じる映画だ。

だからこそ、一人の男の一生、そして家族の愛を等身大に感じられる作品であり、
死に逝くことにすら憧れてしまう、そんな映画でもあった。

笑いあり涙あり、なんて言葉では語れない、
愛があり、悲しみがある。
家族や大切な人に会いたくなる、心温まるドキュメンタリーだった。




一人映画も悪くない。
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わかば (2012/01/28 5:04 PM)
お久しぶりです。
1人映画、いいよね。
私も仕事帰りに、新宿武蔵野館でサラの鍵という映画を観ました。

エンディングノート、みてみようと思います。
すなっふ (2012/02/01 10:41 PM)
お久しぶりです!!
一人映画、とても良かったです。月1くらいでやりたい。
エンディングノートとてもいい映画でしたよ。ぜひ。









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