<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
ABOUT

author:すなっふ

田舎者から東京都民になりました。
「unsnuff」という名義で、ソロで音楽活動をしています。
が、音楽活動の宣伝はTumblrに移行しましたので、このブログでは音楽活動に関係のない内容(好きな音楽や映画のレビューなど)についてゆるりと書いていきたいです。

twitterもよろしくどうぞ。
HOMEPAGE
TWITTER
SEARCH
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | - | - | - | - |
2013年秋アニメレビュー
◆対象作品
・2013年秋アニメで筆者が全話視聴したもの(途中までしか観ていない作品は対象外)

※点数は10.0点満点。
9.6〜10.0点…びっくりするくらい面白い。神アニメ。
8.6〜9.5点…ものすごく完成度が高く、よく出来ている名作。
7.6〜8.5点…最高に楽しめる秀作。
6.6〜7.5点…惜しいところもあるが面白いし良作。
6.0〜6.5点…色々残念だがなんだかんだで楽しめる作品。
5.9点以下…最後まで見てしまう魅力はあるがイマイチ。
(あくまで目安です)

点数は話の面白さ、作画や演出のクオリティ、アニメとしての魅力などを考慮してつけていますが個人的な好みもかなり反映されています。好きな作品の点数が低くても怒らないでね!


◆革命機ヴァルヴレイヴ 2ndシーズン 5.8/10.0


※1stシーズン(春アニメ)は総集編でのみの視聴だったのでこちらでまとめてレビュー
アニメ史に名を刻んだ伝説の作品。その予測不可能で見るものを戦慄させるシナリオは「平成のチャージマン研」と言わしめたほどであった。最終回のニコ生アンケートでは「とても良かった」が18%、最低評価の「良くなかった」が60%を越えるという、ニコニコ史上過去最低を記録するなど、クソアニメとしての伝説をこれでもかと作り続け話題に困らない作品となった。実際その内容は酷く、平然と無視される設定、安定しないキャラの性格、穴がありすぎる脚本、ご都合主義すぎる展開、終始漂う茶番感、メインヒロインが害悪などなど、枚挙にいとまがない。学園モノ要素、政治要素、SNS要素を詰め込みすぎて失敗しているように感じる。後半は善良なキャラの死によってのみ感動を得ようとしてくるため、このアニメのせめてもの良心といえる良キャラがどんどん死んでいくのはまさに地獄絵図であった(しかも感動しない)。しかしそれほど最低レベルの脚本でありながら、なんだかんだで愛されている作品でもある。その理由として、単純にネタが尽きず笑えるというのもあるが、脚本以外はズバ抜けてクオリティが高いのも大きいだろう。ロボットデザイン、作画、声優の演技(演技はほんとうに素晴らしかった)、主題歌はどれをとっても一級品。キャラクターも、エルエルフなんかは未だにニコニコ動画などで散見するほど人気のあるキャラだったり、アキラちゃんやサンダーさんなどなど他にも魅力的な人物が多い…というかぶっちゃけ主人公とメインヒロイン以外は全員とても良いキャラクターである(膝から崩れ落ちる)。ハルトとエルエルフの、敵同士のW主人公という構図は非常に面白かったのだが…。また、ハードルを下げて観ているせいもあるだろうがたまに「あれ?今回面白いぞ…?」と忘れた頃に胸熱展開を用意してくれたりと、意外と飽きさせないのも大きかった。かくいう僕も、ボロクソに言ったけどなんだかんだでこのアニメ大好きです。何かの間違いで映画化してくれないかな。


◆京騒戯画 8.5/10.0


2011年にWEB配信されたオリジナルアニメをさらに深めたTVアニメ版。Web版を観たことがないので比較できないが、これはダークホースだった。素晴らしく名作。総集編などの特別編を除けば全10話と短めの作品だが、その10話に込められた内容の濃密さはすごい。その作風はかなりスピード感がありぶっ飛びまくり、それでいて説明的な描写は一切皆無と話は非常に難解で、どちらかというと雰囲気アニメに近い。人を選ぶ内容でもあると思う。しかし全体の脚本、一話ごとの構成は物凄く丁寧に練られており、毎回毎回、物語に夢中になってしまう。特にエンディングテーマへの入りがとてつもなくカッコよく、とてもいい引きをするため、毎話必ず鳥肌が立つほどの面白さであった。キャラクターも本当に全員が魅力的で、サブキャラに至るまで全ての人物が愛おしい。劇中の音楽も本当に素晴らしく、声優の演技も「声優ってすげえな」と思うレベルで、作品の完成度はピカイチであった。ぶっ飛んだ内容ながら心が癒やされる名シーンも多く、後半は何度も涙が流れた。終わり方もまさに「大団円」と言える爽快な終わり方で文句なし。素晴らしいアニメだった。ただ、脚本は確かに完成度高いが、もう一歩という感もあるのが正直なところ。自分が理解しきれなかったのもあるが、後半はわけわからなくなりすぎてついていけなくなった。序盤〜中盤の雰囲気が好きだった自分としては、後半の急激な世界設定の大放出で少し冷めてしまった。それでもあくまで「家族愛」をテーマに完結したのは良かったが、もう少しシンプルに、より面白く出来たのではとも思ってしまう。大好きなのだが人には薦めにくい作品としてはぶっちぎり1位である。あと0話予習編は本当にただのWeb版を繋ぎあわせただけの内容なので意味不明すぎて、これで切ってしまう人が多いであろうことも残念。10.5話の復習編ももう少し面白い内容にして欲しかったなあというのはさすがにわがままか。


◆キルラキル 9.7/10.0


※2014年をまたぐ2クールだが最終回までの2クール分をレビュー
これこれ。こういうのが見たかったんだよ、とアニメ開始1分で思わせられた圧倒的作品。多くの視聴者を口々に「最初の5分でもう面白い」と言わしめた第一話は圧巻であった。天元突破グレンラガンの製作スタッフがガイナックスからTRIGGERとして独立後初のテレビアニメで、完全にガイナックス特有の超絶スピード感のある展開、ギャグのノリは、好き嫌いもあるだろうがフリクリで育った自分には最高。作画などがセル画時代のアニメ的で、昔の熱血バトルアニメを思わせる作風もめちゃくちゃ熱い。やたら露出の多い変身後のデザインなんかも、この不必要なエロ要素がまた昔のテレビ漫画っぽくて良い。ものすごくくだらない内容をめちゃくちゃ真剣にやっているかと思えば、シリアスな展開にやたらギャグを盛り込んだりと、ふざけてるんだかまじめなんだかわからないノリだが、基本的に何度も爆笑できるセンスは秀逸。3話で既に最終回のような展開を見せたり、胸熱なクライマックス展開を出し惜しみなく連発してくる脚本も凄まじい。しかし、逆にそれが「何度も同じことをやっている」と思われる原因ともなっていたし、実際話のムラも感じられた。それを残念に感じた人も多いと思うが、個人的にはそれすら「こんだけ熱い展開をてんこ盛りでぶつけてきてるんだから仕方ない」と許してしまえたし、ギャグの面白さで補えていたと思う。キャラクターも敵味方関係なく全キャラクターが愛おしく、キャラの魅力は他アニメとくらべても圧倒的といえるほどだ。話よりもキャラクターとギャグが見どころのアニメかと思っていたが、2クール目からは物語が動き出し、想像以上に完成度の高い脚本が展開されどんどん面白くなる。特に2クール目後半は次回予告すらカットし、本当に1分1秒が熱すぎる怒涛の展開を見せる。最初から最後まで基本王道展開なのだが、それをここまでやり遂げてくれるアニメも珍しい。中だるみも確かにあったが終わりよければ全て良し、最終回は文句のつけようがないあまりにも素晴らしいものであった。作画のクオリティも圧倒的、音楽も素晴らしく、見返す度に新たな発見がある非常に細かい演出、スタッフの遊び心もあり、全てに隙のない作品だった。数年に一度の大傑作。


◆凪のあすから 9.4/10.0


※2014年をまたぐ2クールだが最終回までの2クール分をレビュー
P.A.WORKSによるオリジナルアニメ。2クールのアニメだが、前半の段階では「まさかここまで化けるとは」と、誰も予想し得なかったほどに尻上がり的に面白くなるアニメであり、1クール時点ではそこまで話題になっていなかったが最終的に大傑作として話題になった。とはいえ1クール目から非常に面白い内容。まず風景の作画がため息が出るほどに美しく、海と陸を行き来する世界観なども素敵だ。キャラクターも可愛く、切なく甘酸っぱい青春恋愛モノかなと思っていると想像以上にドロドロとしてきて最終的に昼ドラレベルにまでこじれ、四角五角六角関係が展開される。多数の登場人物が全員恋をしているのに一つも両思い成立してないのは凄い。そこまでドロドロさせなくても…というほどグチャグチャの人間関係と恋愛が展開されていくが、ひとつひとつの演出が素晴らしく、良いシーンも多いので1クール目から個人的には大好きであった。美しい風景・世界観とリンクして描写される感情表現の演出などは魅入ってしまうほどだ。主人公の性格も、最近はやたら省エネ志向のある主人公が多い中、不器用でどこまでも真っ直ぐなのがとても良い。ただ、やはりちょっと地味かなという感じはあった。しかし2クール目が始まるやいなや、2クール目1話から急激な面白さを見せ始める。それまであまり活かされていなかったファンタジックな世界観設定もしっかり回収され物語が急激に面白くなり始め、それと同時に人間関係も次々と変化していき全く目が離せない展開に。1クール目で静かに温めてきた芽を爆発的に開花させることに成功している。最終的に無難にまとめた感じは無くもないが、個人的には最終回も大満足だった。「人を好きになる辛さ」をファンタジーを交えて描き、どこまでも胸が締め付けれ、特に後半は見る度に叫びだしたくなったが、とても温かくて素晴らしい作品だった。名作。


◆のんのんびより 8.6/10.0


にゃんぱすー。という思わず使いたくなる挨拶が話題のアニメ。周りは田んぼだらけ、バスは二時間おき、1クラスに学年が入り混じった学校というド田舎でのゆるい日常を描くという内容で、話よりも田舎の風景やゆったり流れる時間を丁寧に描写しており非常に癒される。キャラクターの一人が東京から引っ越してきたところから話が始まり、始めは田舎の文化に戸惑うも段々その生活に馴染み好きになっていく感じはまさに視聴者視点で、田舎で暮らしたいと思う視聴者も多かっただろう。風景の作画や音楽はその田舎の空気感を見事に再現していてとてもほっとできる作品である。世間の評価も物凄く高く、2013年アニメでは進撃の巨人と並ぶ人気を誇っている。しかし、正直過大評価されすぎている気も否めない。回によってはあまりに中身がなさすぎて面白くないときもあった。こういう内容なので中身などいらないといえばそうなのだが、田舎の空気感という武器に頼りすぎた感もある。それでいてこの作品の評価を絶対なものにしているのは4話と10話の存在だろう。ほのかちゃんという女の子と夏休みに仲良くなる4話、赤ちゃん時代のれんげと駄菓子屋のやり取りを描く10話と、この2話は突出して、圧倒的な面白さであった。特に4話で、れんげが泣き出すまでのカットを放送事故スレスレの長尺で描くシーンは非常に大胆な演出でエモさすら感じる。何度観ても震える名シーンである。ただの日常モノで終わらない、こういった話が他の回でも見られたら完璧だったがさすがに求めすぎか。素直に2期が楽しみ。


2014年アニメレビュー
冬アニメ編
春アニメ編
夏アニメ編

アニメレビュー点数まとめ
| すなっふ | 2013年アニメレビュー | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2013年夏アニメレビュー
◆対象作品
・2013年夏アニメで筆者が全話視聴したもの(途中までしか観ていない作品は対象外)

※点数は10.0点満点。
9.6〜10.0点…びっくりするくらい面白い。神アニメ。
8.6〜9.5点…ものすごく完成度が高く、よく出来ている名作。
7.6〜8.5点…最高に楽しめる秀作。
6.6〜7.5点…惜しいところもあるが面白いし良作。
6.0〜6.5点…色々残念だがなんだかんだで楽しめる作品。
5.5点以下…最後まで見てしまう魅力はあるがイマイチ。
(あくまで目安です)

点数は話の面白さ、作画や演出のクオリティ、アニメとしての魅力などを考慮してつけていますが個人的な好みもかなり反映されています。好きな作品の点数が低くても怒らないでね!


◆有頂天家族 8.5/10.0


森見登美彦原作小説のアニメ化。キャラクターデザインは絶望先生などでお馴染み久米田康治。森見登美彦アニメといえば「四畳半神話大系」は非常に名作だったがこちらはスタッフも全く違うのでどうなることかと少し心配だった。しかしこちらも、非常に良いアニメであったので安心。文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で優秀賞も受賞している(四畳半は大賞)。四畳半〜がめまぐるしく展開するスピード感のある話だったのに対し、こちらはゆったりとした作風。京都を舞台とした風景の描写が非常に美しい。内容はいわゆる「雰囲気アニメ」といえるものだったが、キャラクターの人間性・個性がしっかりと描かれるので物語から人情を感じることができ、「雰囲気だけのアニメ」では終わらない深みのあるものであった。特に後半からは展開も単純に面白くなる上に、家族の愛情が深く描かれており、何度も涙が流れた。決してお涙頂戴な内容ではないところがまた良い。だからこそ、主題歌が絶望的にダサすぎるのが残念で仕方ない。本編の音楽、EDテーマはとても良いのに…。また、四畳半もそうだったが中盤は少しダレる感じもあった。しかし何にせよ良いアニメであったのは間違いない。弁天さんに振り回されたい。


◆きんいろモザイク 8.3/10.0


完全なる眼福アニメ。とにもかくにも、女の子がメッチャクチャ可愛い。それに尽きる。可愛いは正義、可愛ければOKというアニメの究極系である。内容は、1話と最終話は非常にクオリティが高く素直にとてもいいアニメだと思うが、それ以外の話は正直中身がスッカスカである。基本ギャグアニメだが時々クスっとなる程度で全体的には「お、おう」という感じ。イギリス人のヒロインが出てくるアニメだがその設定もあまり活かされない。それでいながら毎回ちょっといい話で締めようとしてくる。だが逆にそれくらいが非常にちょうど良いというか、かえって最強の武器である「可愛い」を邪魔しない内容であるため、何度も繰り返し見たくなる。いくら可愛くてもノリが寒かったりすると見続けるのは苦痛になるものだが、それが全くない。内容まで含めて「何度目に入れても痛くない」といえるものであった。キャラの設定に合わせて英語を喋れる声優を起用したり、EDテーマが土岐麻子さんのカバーだったりと、随所にこだわりも見られる。原作では3コマしかない部分を一話まるまる使って膨らませた第一話、予算が余ったとしか思えない完成度の最終話は最初に言った通り素晴らしく、このクオリティが他の話にも見られたら神アニメと呼んで差し支えなかっただろう。癒し系日常萌えアニメとしては満点の出来。


◆幻影ヲ駆ケル太陽 5.7/10.0


通称「ヲケル」。リリカルなのはシリーズの監督による完全オリジナルアニメで、いたいけな少女が残酷な運命に立ち向かっていくという、まどかマギカを連想させるストーリー。第一話から非常に重々しくグロテスクな内容で、非常に期待して観ていた。しかし、「面白くなりそうだな〜!」という空気を出したまま結局面白くならず終わってしまった作品。設定自体は非常に良く出来ていただけに残念。「処刑人か、救世主か」というキャッチコピー通りの内容で、化物となった元人間を処分するために生まれてきた少女たちの中で、主人公だけがそれを救おうとするという図式はかなり面白かった。仲間との対立、登場人物の苦悩が深く描かれていたし、主人公が家族を自分の手で殺めてしまった設定が最終話まで活きてくるので、陰鬱さが安っぽくなく重みがあった。しかしところどころ雑な脚本で、最終話も非常に垢抜けない内容。完全に「パッとしないアニメ」として終わってしまった。そもそもキャラデザインもちょっとダサかったり、黒幕っぽいやたら中二な人々が出てきたり、その人達の正体が結局わからないまま終わったりと、色々残念な要素が多かった。主題歌はOP、EDともに良く、最終回の良いシーンでオープニングが流れるのは胸熱だった(ベタな手法なのに最近その演出を使うアニメが少ないのは残念である)。結局イマイチな作品だったが、こういうアニメはもっと増えてほしいと思うし好感の持てるアニメではあった。


◆ダンガンロンパ 5.7/10.0


正式タイトルは「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」。推理アドベンチャーゲーム原作のアニメ作品。大山のぶ代がドラえもん降板以降初の声優参加作品でもあるので話題性はあったが、正直内容はイマイチであった。完全に「ゲームでやったら面白いんだろうなあ」という内容で、恐らくゲームの魅力である校内探索や推理パートがカットされまくっているので、裁判でのご都合主義的な謎解きをただ見せられるという脚本は正直なんの見どころもない。後半は物語の真相に迫ってきて続きは気になったが、それでもパッとしないシナリオであった。何度も言うがゲームは面白いんだろうなあというのが伝わってくるだけに残念。しかし、脚本以外の完成度は非常に高く、声優も豪華で気合が入っていたし、音楽もいい。異常なほど癖のあるキャラクターたちも個性があり本当に魅力的だった。何より「オシオキ」シーンの作画は毎回凄まじく、このアニメ一番の楽しみであった。全体的に「オシャレな不気味さ」のような独特の世界観があり、すべての要素がそれに徹していた作風の統一感は見事だった。EDテーマが超高校級のダサさだったのは致命的だったが。それにしても朝比奈とかいう褐色巨乳スク水活発スポーツ少女という存在の破壊力は異常。


◆Free! 7.8/10.0


けいおん!などでお馴染み京都アニメーションによるオリジナル作品(原案となった作品はライトノベル)。完全に腐女子をターゲットにしているホモォ臭がプンプンしており、ネタアニメとして楽しもうと思ってふざけて見始めたらなんだこれは。全然面白いじゃないか。確かにホモホモしいあざとい展開も多いが、シナリオが思っていた以上にきちんとスポ根しており熱い展開を見せるので、自分はそこまでBL臭が気にならなかった。京アニ特有のノリも個人的に好きなので、キャラが男になっても京アニの良さが変わらず出ていたのはとても良かった。次回予告含めギャグも素直に面白いし、作画はもちろん、音楽も非常に良くアニメとしての完成度が単純に高い。キャラクターもとても魅力的だった。なんだかんだで腐女子歓喜アニメであったことは間違いないが、よく出来た脚本で腐女子以外も楽しめる胸熱スポ根アニメだったし、最後の最後までとても感動できるシナリオだった。だからこそ、あざとい内容(人工呼吸とか壁ドンとか…)は無しで勝負しても良かったんじゃないか…とも思うが。そのせいで、やはり男性には入り込みにくい内容だったのかもしれないと思うと残念(自分は男ですが)。二期も決まっているが、腐女子向けがさらに加速しそうな嫌な予感がして正直不安である。なんにせよ良作。


◆私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 8.6/10.0


ギャグアニメでは間違いなく2013年トップ。死ぬほど笑わせてもらったし最高に面白かった。これだけ素直にギャグで爆笑できるアニメは本当に稀である。その内容はあまりにも痛々しく、観ていて本当に辛いのだが、やはりクソ笑えるのでなんだかんだ観てよかったと思える。きーちゃんという従妹が出てくる話なんかはあまりにも辛すぎて何度か一時停止を挟んだほどだった。それほどのエグさだからこそ到達できる面白さなのである。また、アニメスタッフの愛がとても感じられる出来で、改変エンディングが何度もあったり、原作以上に話の構成が練られていたりと、アニメのこだわり・クオリティは一級品。原作も面白いが、アニメ化で一気に進化した成功例であるといえよう。次回予告など、パロディネタもアニメ化でより磨きがかかっていたように思う。主題歌はOP、EDともに、映像を含めてあまりにも最高すぎた。毎回話の内容が似ているので、「またこういう話か」と少し単調になってしまったかなというのが惜しいが、それでも毎回しっかり起承転結をつけてきたのでそこまで問題にならなかったのも上手い。見るのが辛いためかあまり円盤が売れていないようで悲しい。漫画はベストセラー、さらに米Amazonのコミックス売上一位などバカ売れしているため二期も是非やって欲しいものである。二期が一番待ち遠しいアニメ。


◆恋愛ラボ 7.4/10.0


ラブラボ、と読む。製作が「ゆるゆり」スタッフによるもので、ゆるゆりが好きな僕は楽しみにしていた。実際キャラの作画、動きなどの可愛さが良い意味で完全にゆるゆり的で、話のテンポもよくて面白いし、ゆるゆり三期くらいの気持ちで楽しんでいた。…が、そもそもギャグが自分と肌に合わないというか、最初のうちはよかったが観ているうちにどんどん寒く感じてきてしまった。もともと個人的に苦手なノリだったのであとから段々厳しくなってきたのだろう。また、キャラクターにも時々本気でイラッとすることが多かった。水嶋先輩や、エノの兄なんかは完全にやりすぎて滑ってると感じる。アニメのクオリティは高いので、好きな人は好きなのだろうが、最大の魅力であるギャグが寒いと思ってしまった以上このアニメに楽しみを見いだせず、後半は完全に「ここまで見たんだし…」という惰性だけで視聴していた。とはいえ、所々声を出して笑えるくらい面白いシーンもあったので、全く面白くないということもなかったのが最後まで観れた理由だと思う。肌に合わない作品なのに最後まで観てしまえるアニメなのだから、好きな人にとっては最高の出来だったに違いない。最終回もなかなか。2期があるなら少し観てみたいとも思う。


2014年アニメレビュー
冬アニメ編
春アニメ編
秋アニメ編

アニメレビュー点数まとめ
| すなっふ | 2013年アニメレビュー | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2013年春アニメレビュー
◆対象作品
・2013年春アニメで筆者が全話視聴したもの(途中までしか観ていない作品は対象外)

※点数は10.0点満点。
9.6〜10.0点…びっくりするくらい面白い。神アニメ。
8.6〜9.5点…ものすごく完成度が高く、よく出来ている名作。
7.6〜8.5点…最高に楽しめる秀作。
6.6〜7.5点…惜しいところもあるが面白いし良作。
6.0〜6.5点…色々残念だがなんだかんだで楽しめる作品。
5.9点以下…最後まで見てしまう魅力はあるがイマイチ。
(あくまで目安です)

点数は話の面白さ、作画や演出のクオリティ、アニメとしての魅力などを考慮してつけていますが個人的な好みもかなり反映されています。好きな作品の点数が低くても怒らないでね!


◆惡の華 8.0/10.0


2013年最大の問題作と謳われた作品。実写をアニメーションにするロトスコープという手法を全編に使用しているため作画が全く原作と違い、「原作レイプ」「製作者のオナニー」と散々叩かれていたが、原作信者の自分に言わせてもらうと「よくぞここまでやってくれた」と称賛を送りたい。このひねくれ方、こじらせ方すらもこの作品を再現しているといえよう。もともと地味な漫画なのでそのままアニメ化しても普通だっただろうし、実写化だとまた別作品になってしまいそうで、この絶妙な、リアルだけど非現実感のあるロトスコープという選択は正解だったと思う。エンディングの「花」の起用や(この曲もともと大好きだったので超テンション上がった)、ガンマイク(ドラマの撮影などで使うマイク)を使用した声録り、リアルタイムで映像に合わせて演奏・作曲するドローンなBGM、10分近く無言のパートがあったり一話まるまるBGMが皆無の回があったりなど、非常に実験的な手法が多く見られ、この作品独特の空気を隅から隅まで再現してくれた。仲村さんが最初はブサイクだと叩かれ自分も気になっていたが、見ているうちに何故か可愛く見えてくるというのも原作通り。実は最も原作に忠実な作品だったのではないかとすら思う。アニメの内容も、原作を知っている自分ですらハラハラするほど作品の空気感をよく表現できていた。この作品一番の山場ともいえる教室を荒らすシーンは鳥肌ものであった。難点だったのは、ひとつは春日の演技の下手さ。合ってはいるが他二人が上手すぎてひたすら気になった。もうひとつは空気感を大事にしすぎてあまりにも展開が遅かったこと、そして非常に中途半端に最終回を迎えたことだ。最終回はもともとこうなる予定だったらしいし、最終回の演出は個人的に大好きだが、原作知らない人はただただもどかしかっただろう。ここまでの内容だと話が盛り上がらず雰囲気だけで終わってしまい、原作の核となるテーマを全く描けていないので、そこまで出来ないなら映像化すべきでなかったのではとすら思ってしまう。しかしながら、問題作なのはわかるがもう少し評価されても良かった作品だとも思う。惜しい作品。


◆進撃の巨人 9.3/10.0


言わずと知れた話題作。原作未読でアニメから入ったが、毎回衝撃を受ける内容で夢中になって見ていた。あえて原作読まずに楽しもうと思っていたので、ネタバレの恐怖に怯えながらの生活は辛かった。このアニメで特筆すべきはなんといってもキチガイレベルの作画クオリティであろう。原作の少々荒い絵がとても綺麗で見やすくなり、立体機動もわかりやすく、何より凄まじく迫力があるものとなった。また、原作で過去の回想として出てくる展開を最初に持ってくる大胆な構成変更で時系列もわかりやすくなっていたり、当たり障りない程度の原作改良が随所に見られたりと、まさに「アニメ化」の鑑のようなこだわり方であった。他の作品も見習ってほしいものである。しかしアニメ化、構成変更による展開のダルさは、仕方がないがやはり気になった。原作もそうなのだが所々ダレる。キャラクターをカッコ良く見せるためだけの話など「これいる?」と感じる展開は正直かなり多く、しつこいほどの引き伸ばしや長い前回のあらすじなどがとにかくいじらしかった。しかし、原作の「これ笑うところでいいんだよね?」というわかりにくいギャグ(すごく好き)がアニメでもしっかり再現されてたのはさすが。中二全開な主題歌も熱くて良かった。打ち切り漫画的な終わり方をしたが人気だしそのうち二期もやるでしょう。ただアニメ以降の話は個人的にあんまり面白くないんだよな…でも期待してます


◆翠星のガルガンティア 9.2/10.0


脚本はまどかマギカでお馴染み虚淵玄、キャラクターデザインはみんなお世話になってる鳴子ハナハル先生と、非常に期待も大きかった。第一話のAパートが完全SFで退屈な展開だったので「これダメかな…」と思ったら、Bパートから急激に面白くなり最高にテンションのあがる次回への引き。そのまま最後の最後まで最高に面白い。宇宙から来た主人公、未知の惑星への不時着、海に沈んだ地球、錆びた船団の上で生活する人々、言葉の通じないコミュニケーション、旧文明…もう設定を羅列しただけで浪漫しかない。ロボットアニメかと思いきやそうでもなく、なんとなくナディアを連想させる作品。前半は日常回もあったりほのぼのとしているが、後半はシリアス展開へ突入。前半の雰囲気から一転、急激に謎が明らかになる展開は正直心配だったが、最後まで脚本に穴をあけず高い完成度で完走したのはさすが虚淵玄。最終回はガチ泣きしました。欲を言えば、1クールじゃ物足りなかった。細かい設定もきちんとしているので、もっと膨らませられたのでは?と妄想が広がる。良く言えば無駄がない構成だが、キャラを掘り下げるようなエピソードがもう少しあったら更に移入できたかもと思ってしまう。続編?的なものの製作も決定しているようだがどうなるのか。とりあえず、女の子エロすぎ。


◆波打際のむろみさん 7.5/10.0


15分アニメ。この作品には「最高のB級アニメ」という賛辞を送りたい。基本的にお下品な内容やパロディが多く、「これは酷い」という言葉がピッタリなギャグが満載。全体的にネタの内容はそこまで面白いわけでもなく、たまに寒いノリさえあるが、それすらも「深夜アニメだな〜!」という愛おしさを感じる。そう思えるのはやはりテンポの良さ、作画の良さ、声優の演技の良さ、そしてふっきれ方が素晴らしいためだろう。毎週楽しみにしていたし、終わった時の寂しさといったらなかった。キャラでは乙姫が大好きでした。「藤田咲のツンデレキャラにハズレなし」という古い格言もあるし。ただ放送時間的にこのアニメのあとすぐ惡の華なのが落差ヤバすぎた。主題歌「七つの海よりキミの海」は映像も含め2013年アニソンでトップクラス。


◆はたらく魔王さま! 8.5/10.0


「人間界に来て帰れなくなった魔王がフリーターになる」という設定だけ聞くとありがちで全然面白くなさそうだし、自分の苦手なラノベ臭さがプンプンするが、あまりに評判がいいので見てみたらなるほどめちゃくちゃ面白い。何が面白いかって、シンプルに「ギャグが笑える」ということに尽きる。一話を見た時点での予想は「今は面白いが今後異世界のキャラが増えてきてシリアス展開も増えてつまらなくなるだろう」というものだった。その予想は的中し、話が進むにつれキャラが増えシリアス展開も増えた…のだが、全く面白さが衰えなかったのである。最後の最後まで素直に面白かったのには驚き。シリアスな展開も最終的にいつものギャグで落とす安心感が凄い。最終回をただの日常回で終わらせたのも個人的には最高だった。あまり文句のつけどころがない作品なのだが、しかしながらなんだか自分の中では良作止まりだった気もする。展開がちょっとご都合主義だった気もするし、それよりも単純にあと一息熱い何かが足りなかったのか。nano.RIPEによるEDテーマはあまりにも名曲


◆フォトカノ 5.5/10.0


「シャッターチャンスだ‼︎」という伝説の決め台詞を生んだ迷作。ネタアニメという意味でなら2013年一番笑わせてもらった作品。ニコニコ動画で見ていたが何度腹筋が壊れたか。そういう意味では大好きなのだが、真面目に見ると実際は酷い内容であった。アマガミ同様のオムニバス形式で、パラレル的にヒロインごとのストーリーとなるのだが、アマガミが1ヒロインに4話だったのに対しこちらは1ヒロイン1話完結のためあまりにも展開が早すぎる。そのため感動的なシーンがやたらと安っぽいし、ツッコミどころしかない超展開っぷりに「は?」というコメントの弾幕が何度ニコニコ動画に流れたことか。キャラが多いのは仕方ないにしても、もう少し脚本をまともに出来なかったのか(原作はもっとまともだと聞いたが…)。致命的なのが、主人公がウザいということである。ウザい主人公がただモテるだけのアニメを見るのは苦痛でしかない。作画崩壊も多く色々と粗末な内容だった。とはいえ、そういう要素をギャグとして最後まで楽しみ続けられるだけでも十分何かしらの魅力はあったのだと思う。ギャグが素直に笑える等、基本的なノリは寒くなかったのも大きい。次回予告での緑川光氏の暴走っぷりは本編を凌駕していた。キミキスのアニメよりは100倍マシ…おっと失礼、キミキスはアニメ化してなかったね。キャラは生徒会長がズバ抜けて好きでした。正直他のヒロインの話あんまり記憶に無い…


◆ゆゆ式 8.1/10.0

「まんがタイムきらら」連載の4コマ漫画原作。例に漏れず、まんがタイムきらら特有の中身のない日常系アニメである。その中でもこの作品は特に中身がなく、女子高生の非常にくだらなくオチの無いやりとりが延々と続くという内容。そのやりとりは普通のアニメでは取り上げもされないような本当にどうでも良い内容で、ハートフルでもなければ爆笑モノでもないので退屈に感じる人も多いだろうが、このナンセンス感が気付くと病み付きになってしまう。むしろナンセンスが一周してハイセンスに感じるレベルであり、噛み合ってるんだか噛み合ってないんだかわからない会話のぶっ飛び方は逆にとてもリアルで、他のアニメでは味わえない唯一無二のものである。最後まで大きなイベントもなくただダラダラした内容なので苦手な人には全く理解できないだろうが、一度ハマってしまうと抜け出せない。女の子も可愛く適度に百合要素もあり、キャラの動きなどの作画も良かったり、さりげなく音楽がとても良かったりと、クオリティも高い。何気無さ」が愛しくなる、「内容の無さ」にこだわりを感じるアニメである。


2014年アニメレビュー
冬アニメ編
夏アニメ編
秋アニメ編

アニメレビュー点数まとめ
| すなっふ | 2013年アニメレビュー | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2013年冬アニメレビュー
◆対象作品
・2013年冬アニメで筆者が全話視聴したもの(途中までしか観ていない作品は対象外)

※点数は10.0点満点。
9.6〜10.0点…びっくりするくらい面白い。神アニメ。
8.6〜9.5点…ものすごく完成度が高く、よく出来ている名作。
7.6〜8.5点…最高に楽しめる秀作。
6.6〜7.5点…惜しいところもあるが面白いし良作。
6.0〜6.5点…色々残念だがなんだかんだで楽しめる作品。
5.9点以下…最後まで見てしまう魅力はあるがイマイチ。
(あくまで目安です)


◆たまこまーけっと 8.7/10.0


京都アニメーションによるオリジナルアニメで、山田尚子監督をはじめ「けいおん!」制作のスタッフが名を連ねる作品。実際にある京都の商店街をモデルにした「うさぎ山商店街」を舞台に、餅屋の娘・たまこ、南の国から来た喋る鳥・デラたちの日常が展開される。物語自体にはそれほど山がなく、大きな展開もないが、商店街の人々の温かさ、女の子同士の可愛らしく何気ないやりとり、家族の団欒がしっかりと描かれ、温かい気持ちになれる内容だ。「けいおん!」といい、山田監督特有の可愛さ・温かみが作品全体に漂っていて、何気ないやりとりやセリフ選びに関しては天才的。全ての登場人物・シーンが愛おしく、ギャグも面白く、1分1秒にこだわりを感じる。商店街の人々も少ない出番の中でしっかり個性的に描かれている。「反復」の手法を多用する演出も山田監督ならではのもので、同じシーンを少し変化を加えながら再登場させる演出は見事。くどい説明は一切せず、ちょっとの描写のみで設定を描いていくため、話のテンポがリズム感を感じられるほどに気持ちいい。一話一話の起承転結が練られた構成も素晴らしい。音楽も作品の雰囲気に見事にマッチしたほっこりとするもので、何から何まで最高。個人的にはこの作品の雰囲気すべてがツボで文句なしなのだが、しかしながら世間的にはイマイチヒットしなかった作品である。理由としては話に盛り上がりがなく、地味だったという点、そして南の国という非現実的要素が蛇足だったという点が挙げられがちである。確かに話は記憶に残らない程地味だし、その意見にはどちらも同意できるが、話よりも雰囲気を楽しむ作品として見れば十二分に楽しめる作品であると思う。南の国に関しては、確かに「商店街の人情モノ」という要素のみで十分だったという気もするが…。「けいおん!」などの作品と比較すると人物も物語も地味かもしれないが、最終回でデラが「この辺りがずーっと温かかったぞ」と胸を押さえながら言うように、この作品でしか、この商店街でしか味わえない温かさを持った作品である。


◆あいまいみー 7.5/10.0


5分アニメ。初めて第一話を見たときは、意味不明すぎて滑ってると感じたが、5分なので見続けたら尻上がり的に面白くなったのか、それとも自分が侵されてしまったのか…今では原作者のちょぼらうにょぽみ先生の作品を商業誌はもちろん同人誌まで通販で購入するほどのファンになってしまった。放送途中から原作ファンになったパターン。原作がぶっ飛びすぎてアニメはおとなしくも感じるが、それでもよくぞここまでやってくれたと個人的には評価したい。これだけ色々アウトな作品をアニメにしただけでも称賛に値する(特に逆立ちおしっことサンドイッチでキマるネタやったのは拍手レベル)。5分という短い尺に原作の色んな話を混入させているため一話の構成はオリジナルだが、それでも原作のマジキチっぷりやシュールさを再現できているのは素晴らしい。ただどうしても原作ほど吹っ切れず少々半端になってしまったし、作画が原作と結構違うこと、声優がイマイチハマっていなかったことが残念。しかし声優と、ナレーションを担当した吉本芸人の天津向による生放送は本編を越えるフリーダムっぷりで最高に笑わせてもらった。死ぬほど人を選ぶだろうが個人的に大好きなので心の底から二期やってほしい作品…と思っていたらまさかの2期制作決定。超嬉しい。ちなみに主題歌のギターは無駄にマーティ・フリードマンが演奏している。


◆まんがーる 5.4/10.0


5分アニメ。漫画編集部のゆるい日常を描くアニメという肩書きの割に、思ってたよりも漫画業界のことを詳しく紹介してくれる内容で、意外と勉強になるアニメだった。特に面白い内容でもなかったのは正直なところだが、かといってギャグが寒いこともなく、キャラクターも(デザインがヤスさんなので)可愛いし個性が立っていた。5分という長さも実にちょうどよく、きちんと中身もあり無難に楽しめる内容であったが、内容があまりにも普通だったので特筆するところがない地味な作品になってしまってるのが残念。「精神が不安定になる」と話題の主題歌は慣れてくると中毒性があり良かった。しっかりものと見せかけて隠れオタクの副編集長が好き。


◆ヤマノススメ 7.4/10.0


5分アニメ。まんがーる同様こちらもアース・スターで、確かにこちらも登山について紹介する場面もあるが基本的には中身の無いほのぼのアニメでまんがーるとは完全に作風が違う。ただひたすらに女の子が可愛い。あと絵が綺麗。それに尽きる。全体的にふわふわした雰囲気に徹しているようで癒されるが、それにしても話に中身がなく、テンポも遅く、女の子同士のイチャつき方など可愛さもかなりあざとかった。しかしふわっとした雰囲気作りはかなり凝っており、作画の色合いや、音楽や主題歌も徹底されていたように思う(主題歌はすごく好き)。5分だから暇つぶしに見れたというのが個人的感想。可愛さを重視したアニメとしてはこれくらいのふわふわした内容のほうがちょうどいいのか。癒やしアニメとしては及第点。


◆ラブライブ! 9.1/10.0


二次元アイドルにハマったら人生終いだわ…と思っていた時期が僕にもありました。凄く良く出来ている作品で見事にどっぷり。めちゃくちゃ面白いです。1話から最高にテンポが良く、かわいいキャラが表情豊かに動きまわるだけで観ていて気持ちがいい。しかしキャイキャイしてる内容では決して無く、しっかりとキャラクター間の友情や青春を描いてくるのでどんどん物語に入り込むし、毎回続きが気になる。アイドルアニメというよりは学園青春アニメという言い方の方がしっくり来るかもしれない。とにかく高校生の女の子の青春と友情がエモく暑苦しく描かれている。テンポの良さゆえの強引な展開が多く、正直脚本はつっこみどころだらけで粗末に感じる部分がかなり多いのだが、9人もいるキャラクターの性格や立ち回り、物語構成などが丁寧に作りこまれているので、一話に込められた密度が凄い。終盤はそれまでの平穏さから急にシリアスな展開となり、それに拒否反応を起こした視聴者もいたようだが、それがあったからこその最終回の感動があり、最終回は1分1秒がエモいという最高の内容で号泣してしまった。演出も第一話から最終話までかなり凝っており、それに泣かされる場面も非常に多い。ライブシーンのCGは結構違和感があるのだが、楽曲が素晴らしいので許せる。楽曲のみならず劇中BGMとその使い方も秀逸。キャラのあざとさや暑苦しさ、展開の強引さが苦手な人も多いだろうが(自分も最初少し苦手だった)、アイドルものに偏見のある人にも見てほしいとても良い作品。


2014年アニメレビュー
春アニメ編
夏アニメ編
秋アニメ編

アニメレビュー点数まとめ
| すなっふ | 2013年アニメレビュー | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |